キングダムの事なら友努勝

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キングダム28巻のあらすじと感想

キングダム28巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム28巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム28巻について

キングダム28巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム27巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム28巻ではついに合従軍編も佳境に入ります。表紙は桓騎ですが、桓騎は大活躍します。しかも桓騎だけではなく王翦や張唐、蒙武などの秦の名だたる武将が大活躍します。めちゃめちゃ熱い展開ですね!秦の武将が大活躍するキングダム28巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム28巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム28巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 蒙武、騰連合軍vs楚軍
  2. 函谷関の攻防
  3. ヒョウ公軍vs趙軍
  4. 王翦軍vs燕軍

蒙武、騰連合軍vs楚軍

蒙武軍の一部である壁の三千の軍を突撃させた後、動かない蒙武。壁の軍は奮闘し、楚軍をてこずらせるが、楚軍は壁の軍に対し5千の増援を送る。楚軍が5千の増援を送ったのを見て、ついに蒙武が動く。楚軍6万に対し、斜陣がけという高度な戦術を用いる。

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もともと策を使うのを好まない蒙武が斜陣がけなどという高度な戦術を使うことに驚く楚軍だったが、蒙武の本当の狙いは別にあるのだった。

 

 

楚軍第ニ将・媧燐に相対すのは騰軍。媧燐は戦象を用いて戦うことで騰軍を驚かせる。しかし、そこは歴戦の王騎残党軍。録嗚未と干央が冷静に対処することによって戦象を追い払う。士気も上がった秦軍だったが、戦象はただの目くらましだったのだ。秦軍が戦象の対処をする間に、楚軍は陣形を変えほぼ詰みの陣形を作っていた。騰は媧燐の陣形に対し、釣り鐘状の布陣を作る。

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しかし、干央と録嗚未には援軍を送れず2人の軍は見捨てざるを得なかった。劣勢の中、五千将に王賁と蒙恬を任命する。王賁と蒙恬は歩兵の陣を攻めている背中を討ち続け、大きな戦果を生んでいた。王賁と蒙恬の機転によって戦局を盛り返し、接戦となっていった。

 

 

 

 

函谷関の攻防

函谷関の攻防も14日目までとは打って変わって激しいものとなっていた。魏は巨大な床弩(しょうど)を引っ張ってくる。巨大な床弩は函谷関に杭を打ち込み、弩に付けられた縄から魏軍が昇ってくる。また、7日目の韓の成恢の毒によって張唐の体は蝕まれていく。張唐含め、函谷関防衛の中央の指揮官は毒によって機能しなくなっていたため、函谷関の中央は押されていた。しかしこの劣勢の中、函谷関防衛の右側の要・桓騎は誰もが思いつかないような作戦を決行する。

 

 

桓騎は魏の井闌車に火と煙を放ち、井闌車の中の兵をどけさせ、何と井闌車を使って地上に降りる。さらには魏の旗を持って敵の大海原を素通りしていったのだ。

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普通、敵軍に小隊が敵軍に入り込むということは珍しいことではない。無論、敵が大軍であるほど、混乱状態であるほど成功しやすい。しかし、わざわざ自ら函谷関を降り魏、韓連合軍15万を相手に作戦を決行する桓騎の度胸と戦術眼を張唐は認めざるを得なかった。

 

 

桓騎は函谷関の上から韓、成恢の本隊が魏、呉鳳明の本隊より大きく前に出ていることを確認していた。桓騎は成恢と呉鳳明のこの違いを利用して、成恢の首を狙った。成恢のもとまで駆け抜けていく桓騎軍と張唐軍。いよいよ武力の勝負となり、張唐は死力を振り絞る。張唐軍がおとりとなっている間に桓騎軍は後ろから回り込んだ。

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成恢は張唐の隊がおとりであることをいち早く見抜き、成恢自身の本隊を桓騎軍と逆に動かした。しかし、張唐はここで意地を見せる。一度は潰されたと思われた張唐軍は息を吹き返したのだ。成恢は毒矢の効かない張唐を理解できない。張唐は齢15のときから戦い続けてきた想いを胸に成恢を討ったのだ。

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 張唐は成恢を討った後、桓騎に秦国一の武将となることを約束し、息絶えたのだった。

 

 

 

 

ヒョウ公軍vs趙軍

飛信隊は李白の軍と交戦していた。「守備」の李白の名は伊達ではなく、飛信隊は苦戦を強いられていた。飛信隊は休憩をしている間、ヒョウ公と作戦会議をする。趙軍の大将である慶舎はヒョウ公が李白か公孫龍の軍に突撃するのを待っていた。そこで、信は慶舎をはめるための作戦を思いつく。信の作戦はヒョウ公が李白軍に突っ込み、李白軍に現れた慶舎を飛信隊が討つというものだった。飛信隊の隊員は猛反発するが、ヒョウ公は信の作戦に乗った。

 

 

 

 

王翦軍vs燕軍

咸陽からみて左側の戦場、王翦軍と燕軍の戦場について不穏な情報が流れていた。なんと、王翦軍が持ち場から逃げたというものだった。動揺する咸陽の中枢だが、王翦はかねてより危険思想を持つ男とされていたので、逃げたのではないかという憶測が飛び交っていた。

 

 

咸陽に王翦が持ち場を離れた情報が飛び交う二刻前、燕軍の主攻により王翦軍は心臓部の砦を不意に失い、動揺していた。しかし、心臓部の砦を失った王翦は退却の即決をした。敵のいなくなった燕軍は函谷関の裏側に繋がる断崖にたどり着いていた。勝ちを確信する燕軍の大将・オルド。しかし、そのオルドの姿を王翦軍の伏兵が嘲笑っていた。

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キングダム28巻の感想

桓騎かっこヨス!いやー普通合従軍という強敵を前に自ら函谷関を降りるなんて言う選択はできませんよね。張唐の武将としての意地も私は好きですね。張唐のような頑固ジジイは人気は出ないかもしれませんが必要なキャラですね。また、28巻の最後の王翦の見開きはゾクッと来ました。王翦がどのようにしてオルド軍の裏側を取ったのかは次巻参照です。秦の各将軍が大活躍するキングダム28巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

ちなみにキングダム29巻のあらすじはこちらです。

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