キングダムの事なら友努勝

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キングダム31巻のあらすじと感想

キングダム31巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム31巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム31巻について

キングダム31巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム30巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム31巻では政のあの名シーンがでます。李牧軍によって突如窮地に落とされた咸陽でしたが、自ら蕞の城に赴いて一般人に火をつけようとする政。この時の一般人に対する政の演説は思わず鳥肌が出てしまいます。この記事で興味を持った方はぜひ実際に読んでみてください!政の演説が熱いキングダム31巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム31巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム31巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 政の演説
  2. 蕞の城の防衛戦、開始
  3. 蕞の城の防衛戦、一日目
  4. 蕞の城の防衛戦、二日目

政の演説

政が咸陽から打って出たことを聞いて動揺する咸陽の中枢。呂不韋は昌平君に対して政にアドバイスをしたのではないかと問い詰める。ここで昌平君は呂不韋に対し、取るに足らぬ小事であると一蹴する。昌平君に対し怒りをあらわにする呂不韋だったが、空席となった玉座に座ろうとする。玉座を取ろうとする呂不韋の傲慢な行動に対し憤慨する肆氏ら政陣営だったが、王弟・成蟜が呂不韋を差し止め玉座に座った。

 

 

 李牧軍の追撃を命からがら振り切った信率いる飛信隊は、南道の最期の城・蕞につく頃にはボロボロになっていた。さすがの信も疲れ果て、みな下を向いていた。しかし、何気なく立ち寄った蕞の城には政率いる軍であった。政の姿を見た信は思わず涙を流し、政につかまってしまっていた。

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信が話していた男が秦国の王であることを知り驚きを隠せない飛信隊。尾平ら古参兵は信が成蟜反乱の際、秦国の王と共に戦っていたということを昔話していたことを思い出す。当時は信の作り話としか思えなかったが、事ここに至っては信の話が本当であると思わざるを得ない。驚愕する飛信隊をよそに、信は政のもとに向かった。

 

 

政は信と貂に対し、驚きの言葉を口にする。蕞の城にいた一般人3万人に武装をさせるというのだ。政は、蕞の一般市民に火を焚きつけるために聞かせたい言葉があるという。飛信隊と共に広場に集まった一般市民に対して政は演説を始めた。

 

 

政が秦国の王であることを知った市民は跪くが、そんな市民に対して政はしっかりと語りかけるような口調で演説を始める。さらに、蕞で敵軍を止めなければ秦という国が滅亡するということまで説明してしまう。恐怖におののく市民だが、一人の少年が立ち上がって戦うことを決意する。この少年を皮切りに、次々と民衆はなびいていき、士気は高まっていく。最後に政は市民に対し「最後まで戦うぞ 秦の子らよ」と説き、とうとう市民に火をつけてしまった。

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蕞の城の防衛戦、開始

政の檄により士気が上がった蕞の市民。しかし、貂は指揮官の不足に頭を悩ませていた。そんな折、昌平君の部下である介億(かいおく)が蕞の城に到着する。介億は貂が指揮官学校にいた際の先生であり、蒙恬の弟でもある蒙毅も参戦していた。武器の補給も終わり、ついに準備も完成した蕞の城は、李牧の到着を待つばかりとなった。

 

 

ついに蕞の城に到着した李牧軍。蕞の城を包囲する。李牧は一人だけ前に出て投降するなら蕞の人間を一人も傷つけないことを誓う。動揺する蕞の市民。しかし、信は政のつけた火がそう簡単に消えないことに気付いていた。信が一つ檄を飛ばすと、一斉に士気は上がり、李牧を驚かせた。李牧は戦うしかないことを悟り、ここに蕞の防衛戦が始まった。

 

 

蕞の城の防衛戦、一日目

城壁は決して高くない蕞の城は簡単に李牧軍のはしごをかけられてしまう。しかし、はしごが届くのは貂にとって想定内だった。民兵たちはいいようにやられてしまうが、その分飛信隊が盛り返す。白兵戦なら楽華隊や玉鳳隊にも負けない飛信隊は李牧兵を圧倒し、南壁には拠点を作らせなかった。昌文君率いる西壁は風をつかみ、戦を有利に進めていた。また、介億率いる北壁は特殊な守城兵器を用いて簡単には拠点を作らせなかった。しかし、壁率いる東壁は風をつかまれ、不利な戦を強いられていた。李牧軍に拠点を作られ、蹂躙される蕞の民兵。ここで、貂の秘策が発動する。貂は蕞の城の中で最強の武力を持つヒョウ公兵を東壁に固めていたのだ。主を失って未だ苦しみと激しい怒りの中にあるヒョウ公兵は確実に敵の戦力をそいでいた。

 

 

なんとか日暮れまで耐えきった蕞の城。李牧は、蕞の城の兵の士気を見て初日に力業でねじ伏せるのは得策ではないと判断した。蕞を落としても後に咸陽を落とさなければならないため、李牧は兵を温存しなければならなかった。そこで、李牧は夜襲を仕掛ける。月が出ておらず城の上からは真っ暗で下の様子はほとんど見えなかった。実際にはこの時夜襲をかけているのは約半数のみであり、しかも夜襲組もほとんど射程には入っておらず、半数は声を上げているだけという構成だった。この半ば形だけの夜襲は夜通し行われた。

 

 

 

 

蕞の城の防衛戦、二日目

 結局蕞は夜通し矢を射続けてしまった。空が白んできたとき、ようやく李牧軍が半分程度であることに気付いたのだ、ここから蕞は一転して休息に入ろうとしたが、鳴りやまぬ敵の喚声の中、眠りに落ちられる民兵は一人もいなかった。

 

 

疲労は溜まり蕞にとって最悪のコンディションで始まった二日目。しかし、奮戦ぶりは昨日と変わらない。そこで、李牧の直属の部下である傅抵(ふてい)隊とカイネ隊が城の上に向かう。傅抵は城壁に上るやいなや、飛信隊の百人将である竜川(りゅうせん)と田有を仕留めてしまう。ここで敵討ちといわんばかりに信が傅抵に斬りかかるが、傅抵は素早く、信の剣は傅抵を捉えられない。いいようにやられる信だったが、ここで信は羌瘣の言葉を思い返す。速さを巧みに使う達人は敵の動きを誘導しているというのだ。つまりは敵の誘いに乗らなければいいだけの話。信は傅抵のことを逆に誘い、一撃を当てた。

 

 

信が傅抵と戦っている間、貂と面識のあるカイネは貂を気絶させ連れ去ろうとする。貂を攫おうとしているところを発見した信は容赦なくカイネに斬りかかるが、カイネは信の剣の威力で城壁の外まで吹っ飛ばされてしまう。そこでカイネに手を差し伸べたのは貂であった。しかし、カイネは自分から手を放し、下にいる兵士に自分を受け止めさせた。傅抵とカイネの隊は隊長を欠いたが、猛威を振るいこの二つの隊を防ぐ南壁が二日目の激戦地となった。一方李牧は急速なしで戦っている秦軍が気にかかり、小さく眉をひそめていた。

 

 

 

 

キングダム31巻の感想

いやー政の演説熱い!ぜひ皆さんには読んでいただきたいですね。ほんとに鳥肌なしでは読むことはできません。私的には王騎の死と同じくらいの鳥肌ポイントでした。また、李牧もうすうす政の存在には気づいていますね。蕞の城での戦いはハラハラ続きです。ぜひ見てほしい政の演説シーンがあるキングダム31巻、ぜひご覧ください!

 

 

 ちなみにキングダム32巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

 

 

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