キングダム44巻のあらすじと感想
キングダム44巻のあらすじをご紹介
どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム44巻のあらすじを紹介していこうと思います。
キングダム44巻について
キングダム44巻の表紙は下の通りです。
ちなみにキングダム43巻のあらすじはこちらです。
キングダム44巻では43巻に続いてまたまた桓騎がとんでもない作戦を取ります。
正直、44巻の作戦の方が43巻の作戦よりもとんでもないことをやってます(笑)。
桓騎の取った行動をお楽しみに!
また、信と慶舎の一騎打ちにも決着がつきます。
キングダムの魅力としてやはり外せないのは、一騎打ちの描写の熱さでしょう。
信と慶舎の一騎打ちも例にももれず熱いものとなっています。
桓騎のとんでもない作戦や、信と慶舎の一騎打ちが見どころのキングダム44巻のあらすじはこちらです。
キングダム44巻の詳しいあらすじ
それではここからはキングダム44巻のあらすじを紹介していきたいと思います。
信vs慶舎
信が慶舎を守る兵を突破する前に避難する慶舎。しかし、その慶舎に待ったをかけたのは那貴(なき)という飛信隊と桓騎軍の隊員交代で飛信隊にやってきた男だった。
ついに慶舎を捉えた信。戦の対局を決する一騎打ちがはじまった。
趙三大天の席を狙う慶舎の剣の重さに圧倒される信。趙の援軍も近づいてきており、信に残された時間は少ない。
しかし、そこは百戦錬磨の信。慶舎の予想をはるかに上回る強さを示し、見事慶舎を討ち取った。
撤退
劉冬軍の足止めを担当していた羌瘣は、乱戦に紛れ込んでいた劉冬を討つことに成功する。
羌瘣は離眼で大量虐殺などは絶対に起こさせないと誓った。
慶舎と劉冬討ち死にの報を受けた紀彗と金毛。金毛は撤退を提案するが、紀彗は慶舎と劉冬討ち死にの報を隠して戦い続けることを決断する。
しかし、そのころ桓騎の興味は別のことに移っていた。桓騎は、砂鬼(さき)一家という拷問のスペシャリストに命令し、紀彗と離眼城の関係について聞きだす。
そして、勝ちを確信した桓騎は、なんと中央丘から桓騎軍を撤退させたのだ。
飛信隊の反乱
桓騎軍が中央丘から撤退したことによって、着々と中央丘の砦化を進める趙軍。
そして、黒洋丘戦5日目の朝は趙軍の全く予想しない景色からはじまった。なんと、黒洋丘に点在する集落から煙が上がっているのだ。
当然、桓騎軍が集落を襲った際に上げている狼煙であり、そのうちの狼煙の一つは羌瘣が治療を受けた集落から上がっていた。急ぎ羌瘣が治療を受けた集落に向かう羌瘣と飛信隊。
しかし、そこには虐殺された住民の無残な姿が・・・。羌瘣は衝動的に虐殺をしていた桓騎の兵を斬ってしまった。
桓騎の本陣に殴り込みをする信と羌瘣。信や羌瘣は桓騎兵が行っている虐殺を黙ってみていることができなかったのだ。
取っ組み合いの騒乱となる飛信隊と桓騎軍。ついには剣も持ち出し収集のつかない事態になってしまった。
そんな中、一瞬のスキを突き羌瘣は桓騎の喉元に剣をあて、桓騎兵に対し動くな、と命令する。信は略奪者と武将をはき違えるような男には中華統一なんてできるわけがないと言い張る。すると桓騎は信に対し、「俺が今まであった中でお前が一番の悪党だ」と言い放った。
桓騎曰く、中華統一とは強大な軍事力を持って敵国が抵抗できなくなるまでとことん殺しを行い、その国の土地と人と物をぶんどってしまうことだ、とのことであった。
羌瘣は「無意味な村焼きをやめさせるために来た」と桓騎の話を遮った。羌瘣は信が慶舎を討ち取ったことを伝える。しかし、桓騎は引き下がらない。桓騎は村焼きを続行することを断言する。
桓騎は田有の首を斬り落とすことを部下に命令する。羌瘣が桓騎を殺せないことを見抜いていたのだ。田有の首が落とされようかという間一髪で尾平が待ったをかけた。
尾平は焼かれた村は趙軍の息のかかった連中であり、武器と兵糧の保管場所であったと説明した。
しかし、引き下がらない信。趙軍が関係していれば女や子供まで虐殺していいのかと問う。
取っ組み合いの喧嘩になる信と尾平だが、その際、尾平の裾から宝石が零れ落ちる。死人から取った宝石を見た信は尾平に対し激怒して殴り掛かる。
そして信は「二度とうちに戻ってくるな」と言い放った。
信に突き放された尾平。桓騎は村焼きは全て完了しているため、これ以上はないと言い放つ。そして「目障りだ」と飛信隊をあしらった。
飛信隊に必死でついてきたこれまでを振り返って、信と羌瘣に怒りを露にする尾平。そんな折、桓騎兵が信の悪口を言っているところを目にしてしまう。
これには我慢ならなかった尾平。尾平は桓騎兵に殴り掛かる。尾平は桓騎兵に対して信がきれいごとを言っているのは百も承知で、それでも信と共に命を懸けて戦いたいと思いたいと思っている人の集まりが飛信隊なんだ、と怒鳴る。
尾平は桓騎兵に投げかけた自分の言葉で自分の気持ちに気付いた。
桓騎兵にタコ殴りにされる尾平。しかし、尾平を助けたのは那貴だった。桓騎兵を追っ払い、尾平を飛信隊に連れて行った。
尾平が目を覚ました時、目の前には信がいた。信は漂と二人で胸高鳴らせた天下の大将軍になりたいと思っていると言い張る。そして、その信の夢を叶える部隊が飛信隊であると。
信の話を聞いた尾平は涙を流して飛信隊に戻してほしいと嘆願する。信は「当たり前だ」と返した。
苛烈な贈り物
桓騎軍は内輪もめで半日を費やしてしまった黒洋丘5日目。だが、驚くべきことにこの5日目の残り半日で黒洋戦は集結を迎えることになる。
桓騎軍と飛信隊が内輪もめをしていたころ、紀彗のもとには驚きのものが送られていた。なんと、わざわざ黒洋の民を集めて死体の橋を作ったのだ。
しかも、紀彗のもとにはさらに伝言が伝えられていた。なんと、伝者曰く「これ以上の惨劇をお前の離眼城で起こしてやる故 楽しみにしていろ」とのことだった。
さらに桓騎軍が離眼城の方向に進み始めたことを聞いた紀彗は一瞬で顔が青ざめた。
キングダム44巻の感想
桓騎やべぇ・・・。中央丘手放してからの巨大な死体の橋。そしてしまいには離眼を同じ目に合わせてやるという脅し・・・。
もう一度言います。
桓騎やべぇ(笑)。
まぁ桓騎の方はおいておいても、飛信隊の方にもいろいろありましたね。
信が慶舎を討ち取ったり、尾平が脱退しかけたり・・・。
特に私は信の将軍に対する想いで泣けてきたんですが皆さんどうでしょう?
桓騎の作戦や飛信隊の内部崩壊など、見どころたっぷりのキングダム44巻、ぜひご覧ください!