キングダム19巻のあらすじと感想
キングダム19巻のあらすじをご紹介
どーもこんにちは。友努 勝（ともゆめ まさる）です。今回はキングダム19巻のあらすじを紹介していこうと思います。
キングダム19巻について
キングダム19巻の表紙は下の通りです。
ちなみにキングダム18巻のあらすじはこちらです。
キングダム19巻では蒙豪軍と廉頗軍の合戦が始まります。郭備を暗殺した輪虎も廉頗軍の主力として活躍します。蒙豪軍と廉頗軍の開戦が見どころのキングダム19巻のあらすじは下の通りです。
キングダム19巻の詳しいあらすじ
それではここからはキングダム19巻のあらすじを紹介していきたいと思います。
輪虎という男
近利関の城を落とした夜、郭備を含め有能な千人将が数人暗殺されるという事件が起きる。次の朝の進軍は厳重そのものだった。昨晩の暗殺事件を受け、合戦並みの防陣を敷く各将軍。しかしそれでも羅元(らげん)将軍がある三百人隊に討たれてしまう。三百人隊の逃走を防ぐため信が立ちはだかるが、隊長の男には逃げられてしまう。隊長の名前は輪虎、郭備を暗殺した男だった。
数年前、国王に離反し魏に亡命していた廉頗であったが、廉頗は魏王に冷遇されており、出陣しないというのが列国の認識だったが、刺客の手際の良さに廉頗の出陣を疑う蒙恬。まさにその時、蒙武が昌平君の言伝を渡しに来た。内容はまさに蒙恬の予想通り、廉頗が出陣するとのことだった。若い時苦渋を飲まされ、雪辱に燃える蒙豪も覚悟を決めて魏の地に踏み込むのだった。
廉頗出陣の報を聞いた夜、蒙豪は自身の不思議な習慣を実行していた。蒙豪は、大きなプレッシャーを受けたとき、大将軍の甲冑を脱ぎ、小汚い老人歩兵に化けて徘徊するのだ。徘徊途中、蒙豪は信と出会う。蒙豪の顔は知らない信は目の前の老人を普通の歩兵として接する。蒙豪は信に対して廉頗の名前を出さずに、しかし自分が廉頗を恐れていることを伝える。信の答えは「一発逆転のチャンスができでよかったな」とのことだった。
夜が更け、暗殺された千人将の補填が発表される。蒙恬、王賁の名前は呼ばれるが、信の名前は呼ばれなかった。しかし、信は前に出てくるように言われる。蒙豪の目の前に来て初めて昨夜の老人が蒙豪であると気づく信。昨夜の言葉に感化され、条件付きだが信も千人将として認められたのだった。
千人将となり、残りの700人を元郭備兵で埋めることになった。そのころ、廉頗は出陣して戦の場所どりをしていた。結果、廉頗は流尹平野（るいへいや）という複雑な地形がある平野を主戦場として選んだ。
桓騎と王翦
羌瘣は仇討ちと飛信隊のどちらを選ぶか迷っていた。しかし、羌象（きょうしょう）の仇を討っていない心のもやもやが晴れてはいなかった。羌瘣は魏攻略戦を終えた際は、飛信隊を出ていくことを信に伝える。信も快く承諾し、戦に勝つことを約束した。
流尹平野に到着した蒙豪。流尹平野では2人の副将が待っていた。
一人は桓騎という男だった（画像右の男）。桓騎は元々秦南方の山々を縄張りにしていた大野盗団の首領で、野盗時代の気性の荒さが抜けきれず、未だ投降兵もろもろ殺しまくるという男だった。しかし、戦いの才能はずば抜けており、野盗時代の桓騎に秦軍は一度も勝つことができなかった。桓騎を抱えるのは蒙豪にとっては不名誉なことだが、桓騎の才能はそれを差し引いて余りあるものだった。
王翦は現王一族の頭首であり、王賁の父親だった。王翦は戦の才能は申し分ないが、危険思想を持っていたのだ。王翦は自分が王様になることを望んでおり、それゆえに昭王の時代から日陰に送られていたのだ。
開戦
廉頗は総大将は廉頗自身ではなく生粋の魏人であり民からの信頼も厚い白亀西(はくきさい)という男にした。兵の配置は下のようになり、いよいよ戦がはじまった。
ついに始まった秦軍と魏軍の戦。中央の戦いははじめは秦有利に戦が進むが、次第に盛り返される。輪虎と王賁の一騎打ちも、王賁が重症を負い輪虎を止めることはできなかった。そんな中、一際活躍する千人隊が。飛信隊である。飛信隊は急造の部隊で複雑な戦略は不可能と判断し、「個」で戦うことに徹したのだ。飛信隊の活躍に触発された秦軍はその場を盛り返すのだった。
キングダム19巻の感想
輪虎つえぇ(笑)。いやー廉頗の手元には輪虎のような強者がいたんですね。王騎もそうでしたがやっぱり強い武将には有能な部下がいるものなんですかね。輪虎の活躍と蒙豪軍vs廉頗軍の開戦が見どころのキングダム19巻、ぜひご覧ください！
ちなみにキングダム20巻のあらすじはこちらです。
