キングダム21巻のあらすじと感想
キングダム21巻のあらすじをご紹介
どーもこんにちは。友努 勝（ともゆめ まさる）です。今回はキングダム21巻のあらすじを紹介していこうと思います。
キングダム21巻について
キングダム21巻の表紙は下の通りです。
ちなみにキングダム20巻のあらすじはこちらです。
キングダム21巻では、秦と魏の戦いも佳境に入ってきます。信と輪虎の戦い、王翦の計略、そしてついに蒙豪と廉頗が相対します。白熱する秦と魏の戦いが見どころのキングダム21巻のあらすじは下の通りです。
キングダム21巻の詳しいあらすじ
それではここからはキングダム21巻のあらすじを紹介していきたいと思います。
信の覚醒
過激化する信と輪虎の戦い。初日の深手があってか、王賁は信と輪虎の戦いに入れなくなっていく。時が経つにつれて、輪虎軍は飛信隊と玉鳳隊が逃げられぬように包囲が固まる。右手に大傷を負い、余力は少ない信。それでも輪虎の止めの剣を吹き飛ばすほどの力を見せる。対峙していた輪虎も信が覚醒し始めていることに気づいていた。信は輪虎の一瞬のスキをついて、輪虎の左手と馬を破壊した。
王翦と廉頗
苦戦していた王翦軍の本陣は後退していた。だが、あまりの速度で後退していたため、前線の壁の部隊は置き去りになっていた。苦戦する壁軍のもとに、後退していたはずの王翦が現れる。王翦は、兵二千を壁に預け臨時的に五千の将として廉頗四天王・姜燕（きょうえん）を迎え撃てと命令した。
囲地という地の利を得た壁の軍。
一万の姜燕の軍を圧倒する。しかし、ここまでは姜燕の計算通りだった。魏の他所の軍が連携することにより、壁軍は裏側を取られることになる。形成一転してピンチに陥る壁軍。姜燕が壁に矢を放とうかという瞬間、崖の裏から王翦の軍が現れた。王翦は壁をおとりにして崖場を制圧したのだ。
王翦が序盤に劣勢となったのは演技であった。王翦の本陣は早々に後退を始めていたため、姜燕は王翦の本陣の居場所をつかみ損ねていたのだ。序盤の劣勢は後退が自然なものと見せかけるためだったのだ。王翦は姜燕に自分の配下になるように迫るが、崖の一か所から魏の軍が現れる。それは、廉頗の軍だった。
廉頗の出現に伴い、魏軍の士気は最高潮に達する。廉頗が崖場の地を制したとはいえ、一部に過ぎないことから未だ秦軍の有利は変わらなかった。廉頗はそこから王翦がどのように動くか、ということに興味を持ったが、なんと王翦は退却したのだ。廉頗は王翦を追いかけていくが、現れたのはなんと、天然の地形を使った要塞だった。
輪虎vs信
輪虎との戦いによって大きな傷を負った信。しかし、羌瘣の秘伝の薬によって翌日には復活を果たす。6日目の戦、飛信隊、玉鳳隊、楽華隊は後方支援に回される。輪虎の軍は「輪動」という特殊な戦術を使い横陣を貫く。
そのまま本陣を落としてしまうかというほどの輪虎軍の勢いであったが、後方支援の飛信隊が待ったをかける。信と輪虎は相対し、3度目の対決となった。
蒙豪の奥の手
信たち中央軍が輪虎の猛攻を防ぐ中、蒙豪軍の本陣の後ろには廉頗が現れていた。
蒙豪軍の1段目をあっさりと抜く廉頗。王翦の完全無欠の砦とは違い、蒙豪の砦は隙だらけだった。しかし、この隙だらけの砦こそ蒙豪の戦略だった。蒙豪の砦には数々の行き止まりが用意してあり、行き詰まった廉頗軍の兵士は一網打尽にされていた。しかし、廉頗の小隊のみは行き止まりに引っかからずに進んでいた。砦を下から見た際に行き止まりの場所を予測していたのだ。頂上に迫る廉頗だが、蒙豪は奥の手を披露する。柵を動かすことによって道を変えてしまったのだ。迷路を変えることによって魏軍を巨大な狩場へと誘導し、大量の魏兵を葬ったのだった。
キングダム21巻の感想
いやー盛りだくさんのキングダム21巻でした！信が覚醒したことによって輪虎を退けることに成功しましたが、信と輪虎の一騎打ちが熱かったですね！キングダム22巻ではついに信と輪虎の決着がつくのでお楽しみに。また、蒙豪の迷路もとても面白いアイディアでした。なんというか、蒙豪の廉頗への想いが伝わってきますね(笑)。蒙豪と廉頗の決着もキングダム22巻でケリがつくのでお楽しみに！王翦の軍略や蒙豪の迷路など軍略が面白いキングダム22巻、ぜひご覧ください！
ちなみにキングダム22巻のあらすじはこちらです。
