キングダムの事なら友努勝

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キングダム33巻のあらすじと感想

キングダム33巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム33巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム33巻について

キングダム33巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム32巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム33巻ではついに合従軍編が完結します。いやー長かった!合従軍編はどんでん返しにどんでん返しが続いて面白いんですけど小分けにして読むには長すぎますね。私的には25巻から33巻の合従軍編はまとめ読みすることをお勧めします。また、羌瘣の敵討ちもこの33巻に掲載されております。感動の合従軍編ラストが見どころのキングダム33巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム33巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム33巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 不抜
  2. 合従軍の落としどころ
  3. 論功行賞
  4. 羌瘣の敵討ち

不抜

満身創痍の信だが最後の力を振り絞って龐煖に立ち向かう信。狙いは龐煖の矛だった。信は持てる限りの力すべてを使い龐煖を跳ね返す。

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信は追撃で龐煖に突きを浴びせる。とどめには至らないが龐煖の態勢を崩すことに成功する。さらに追撃をする信。龐煖の顔に一太刀を入れることに成功したのだった。

 

 

信のような男に力負けしたことを不思議がる龐煖。その時、李牧は退却の準備を始めていた。趙軍の副将・晋成常(しんせいじょう)は龐煖を説得し、しんがりを務める。龐煖は去り際、信に名前を聞いて去っていった。

 

 

蕞の民と山の民の援軍によって蕞の城は守りぬかれた。李牧軍が蕞の城から撤退したことは咸陽の中枢にも伝えられ、大いに沸いていた。政は楊端和に感謝をし、山の民も蕞の民も宴を共にした。翌朝、信が起きたとき、政は蕞の民を眺めていた。感傷に浸る政に話しかける信。政はたきつけて蕞の民に万の死者を出させた張本人として、やはり責任を感じていた。しかし、信は乗せられたことに気付いていてなお政のため国のために目を輝かせて戦ってくれたというのだ。信の言葉を聞いた政は蕞の民に心から感謝した。

 

 

 

合従軍の落としどころ

蕞から撤退した四日後、李牧軍は函谷関前の合従軍と合流した。もちろん攻め立てられる李牧。ここで、李牧は合従軍の落としどころとして山陽を魏に戻すことで決着としようと提案した。しかし、総大将・春申君は「合従軍には裏切り者がいる」と李牧の話を遮った。合従軍は函谷関を撤退したのち、なんと一路反転して斉の国に攻め入ったのだ。斉は当然戦に備える。しかし、ここで斉にとって朗報が入る。なんと、激戦の傷癒えぬまま蒙武が合従軍の背後から急襲したのだ。結局、合従軍は斉の都市・饒安(じょうあん)まで落としたのち、解散した。

 

 

 

論功行賞

合従軍が斉の土地で解散してからおよそ一か月後、論行功賞が行われた。各所の将軍を務めた蒙豪、張唐、桓騎、王翦、蒙武、騰、ヒョウ公の七将の功績は大きく、序列をつけることが難しいため一将のみを除いて国防の”特別大功”を授けることとなった。七将の中でも一際武功の厚かった蒙武は第一功として扱われ、多くの土地と宝物を授けられた。さらに、将軍を務めた七将に次ぐ三つの”特別準功”があった。一つ目は蕞の城防衛の際に奮闘した蕞の民に対して、二つ目は山の民の王・楊端和に対して与えられた。最後の特別準功は信に与えられ、信は三千将に格上げとなった。将軍の見えてきた信は、政に対して呂不韋との権力抗争に負けるなと言葉をかけた。

 

 

 

 

羌瘣の敵討ち

 合従軍の侵攻によってズタズタになってしまった前線地帯の復興を手伝うべく、飛信隊は前線地帯の介倉(かいそう)という土地に向かっていた。飛信隊は郭備兵と新加入したヒョウ公兵で警備を行う。夜になって元ヒョウ公兵の我呂(がろ)という男が信に対して軍師である貂が剣を使えるのは本当か?と尋ねる。それに対し信は剣を使えるのは貂ではなく今は飛信隊を離れている羌瘣という女だという。舞台は趙国の老山という山の中、羌瘣はついに羌象の仇である幽族の連という女に向き合っていた。

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時間は少し巻き戻り、場所は趙国の老眉(ろうび)という場所。羌瘣は外界と羌族をつなぎとめる小さな一団から情報を得ていた。この一団の長が羌明(きょうめい)という女であり、羌明は羌族の里から脱走した女だった。羌明は各民族の殺し合いを行う”祭”から逃げ出したのだ。当時15かそこらの羌明は自分が一番強いと勘違いしていたが、続々と各民族の代表が集まる中、実力的に自分は下から数えた方が早いことに気付いた。覚悟のできていなかった羌明は逃げ出し、追っ手を全員返り討ちにした。全員といっても追っ手は7人のみで、8人目とは取引をしたのだ。外界で羌族のために働くのなら見逃すという条件を元に羌明は外界に解放されたのだ。今では秦に家庭を持ち、夫と二人の子供もいるほどだった。羌明の話を聞いた羌瘣は羌明に対し「ガムシャラに生きる道もあっていいんじゃないかと思う」と言葉をかけた。

 

 

羌明の話によれば、羌象の仇である幽連は“蚩尤“となってから人格が崩壊しており、魏の王に抱えられたが手にあまり追放されてしまったという。 羌瘣はついに幽連のもとにたどり着くが、幽連も準備をしていた。自分の手下で囲んで羌瘣を囲んで一斉に斬りかからせる。幽連の手下は全員”巫舞”まで使うほどの手練れだった。初めは”巫舞”を使わずに対応する羌瘣だったが、”巫舞”を使い始めると戦況は一変する。羌瘣は幽連の手下を次々となぎ倒していく。羌瘣の”巫舞”を見た幽連は羌瘣の実力を素直に認めた。羌瘣が”巫舞”を使い始めたのを見て、ついに幽連が参戦する。羌瘣は深い”巫舞”を幽連と戦うために取っていたためまだ余力があった。幽連に向かう際に一気に深い”巫舞”を使用する羌瘣。しかし、幽連には通用しなかった。”巫舞”を合わせられ、一撃を食らってしまう。”巫舞”を使わずに自分の動きに合わせられたことに驚きを隠せない羌瘣。様子を見ようかと考えたが、一気に最も深い”巫舞”で決めることを選択する。しかし、羌瘣の最深の”巫舞”ですら幽連には通用しなかった。幽連曰く、”巫舞”とは精神を内に向け人の秘められた力を引き出す術である。ならば、より深い”巫舞”を使うためには意識を外から乖離させるために、情などの現世とのしがらみを断ち切る必要がある。この現世とのしがらみを断ち切るために考えられたのが同族から2人を選出して殺し合いをさせる”祭(さい)”である。祭を潜り抜けた幽連は羌瘣よりも強い存在となっていた。

 

 

 

 

キングダム33巻の感想

ついに合従軍編完結!いやー本当に長かった(笑)。でも最後の最後まで楽しませてくれましたね。あの龐煖を相手に傷を負わせるとは信の成長が見られますね。何というか、キングダムは信の成長が一つの見どころではないのかと思っているのですが、龐煖に一太刀浴びせたときは信の成長に思わず涙しそうになりました。この感動はぜひ皆さんにも味わってほしいですね。激動の合従軍編完結が見どころのキングダム33巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

ちなみにキングダム34巻のあらすじはこちらです。 

www.kingdomkingdom.net

 

 

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