キングダムの事なら友努勝

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キングダム35巻のあらすじと感想

キングダム35巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム35巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム35巻について

キングダム35巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム34巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム35巻では成蟜反乱編も完結し、新たな展開に入ります。蒲カクに捕えられた成蟜の運命やいかに・・・。また、信にとっては合従軍以来の大戦となります。合従軍の後、ため込んだ力を爆発させます。新たに始まる魏軍との戦が見どころのキングダム35巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム35巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム35巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 成蟜救出作戦
  2. 著雍という要所

成蟜救出作戦

合従軍から3年壁は出世して将軍となっていた。成蟜反乱軍の鎮圧のため3万の軍を率いて出陣する。途中増軍した壁軍は4万となって反乱軍7万と盟平野において対峙する。しかし、今にも戦が始まろうかというとき、趙軍が壁軍の横腹を食い破ろうと突撃してくる。突然の襲来に焦る壁軍だったが、ギリギリで飛信隊が趙軍の突撃を食い止めた。

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四千将となった信と千人将となった羌瘣の合わせて5千の飛信隊には趙軍は敵ではなかった。反乱軍を退却させることに成功した。

 

 

蒲カクは呂不韋と精通していた。成蟜が反乱を起こしたという事実を作ることで、民の心を王族から引き剥がし、蒲カク本人は反乱の首謀者である成蟜の首をはねてその功で屯留をもらうという手はずになっていた。呂不韋は成蟜を葬り、王族から心を引き剥がすことで大王陣営の弱体化を狙ったのだ。

 

 

ついに始まった屯留攻城戦。もたもたしていると蒲カクが成蟜の首をはねてしまうため、信と羌瘣は幽閉されている成蟜を奪還すべく、別働隊として動く。一方、飛信隊が城内に侵入した時点で成蟜の首をはねようとする蒲カクだが、牢屋には成蟜の姿がない。成蟜は牢屋番を金で買収し、瑠衣を助けに向かったいたのだ。

 

 

瑠衣を助けに向かう成蟜だが、途中で蒲カクの兵に見つかってしまい、重傷を負う。それでも成蟜は瑠衣が捉えられている牢屋までたどり着き、瑠衣を解放する。成蟜と瑠衣は別行動を行い、成蟜は蒲カクと相対し、瑠衣は成蟜の助けを呼ぶ。飛信隊は瑠衣に遭遇し成蟜のもとにともに向かうが人の気配がない。たどり着くと成蟜と蒲カクとその他もろもろの衛兵たちが倒れていた。成蟜は最後に信と瑠衣に遺言を残し、息絶えたのだった。

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著雍という要所

二年前の合従軍の侵攻で、秦国の国境は大きく形を変えていた。李牧と春申君は山陽こそ取り戻さなかったもの、秦が中華に出づらくなるよう国境を書き換えていったのだ。その結果、山陽の先にある著雍(ちょよう)という都市が 秦の中華進出を塞ぐ要所となっていた。著雍を奪取すべく秦は騰を大将に一帯を侵攻するが、援軍として飛信隊と玉鳳隊も呼ばれていた。

 

 

魏軍の総大将は呉鳳明(ごほうめい)。魏の王都である大梁より出陣した各々2万の3つの軍が援軍として到着したことで秦軍は数的に不利な状況に陥る。しかも魏軍は地形などを利用したほとんどスキのない布陣を作っていた。

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現存する兵力のみでは著雍を取れないと判断する騰軍。趙との国境付近・拡陽(かくよう)に陣取っている王翦軍に援軍の要請を出そうとする。しかし、王賁は王翦に援軍の要請をすることに反対する。王賁曰く、拡陽という都市は趙が秦東部攻略のために楔を打ち込もうとしている土地であり、王翦が守るこの拡陽が落とされたとき趙軍が南下して魏、趙両軍を相手にしなければならない可能性が出てくるというのだ。

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騰の部下である隆国と録嗚未は王賁が援軍を呼ぶなと言い放った意味を理解した。しかし、録嗚未と隆国は今の秦にとって最重要なのは著雍であり、多少の危険を冒してでも王翦に援軍の要請を頼むべきであると主張する。血気盛んな隆国と録嗚未に対し、王賁は現存する軍のみで著雍を取ることは可能であると主張する。王賁の意見に猛反発する隆国と録嗚未。しかし、王賁のみは魏軍の布陣のうっすらとした弱点に気づいていた。遮蔽物によって伝達、援軍が遅れる場所が3つあることに気づいたのだ。その3つを飛信隊、玉鳳隊、録嗚未隊の3隊で同時突破することで本陣を落とすというのが王賁の作戦だった。王賁の作戦を承認した騰は、作戦通りに軍を配置するのだった。

 

 

魏国には秦六将、趙三大天とならび中華の大乱を彩った英雄たちがいた。魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)という7人だ。そのうちには呉鳳明の父、呉慶(ごけい)も含まれていた。呉鳳明曰く、七師のうち、呉慶を除く6人が真っ二つに分かれ、凱孟(がいもう)、紫伯(しはく)、霊凰(れいおう)の3人が残りの3人を殺してしまったのだ。

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これにより凱孟、紫伯、霊凰は獄に繋がれており、呉鳳明が王を説得して出してもらったのだ。著雍の戦いに凱孟、紫伯、霊凰の3人が参戦し、著雍の戦いにおいて秦にとって最大の障壁となるのだった。

 

 

開戦前の配置は下の通り。 

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飛信隊の前に立ちはだかるのは魏火龍七師の一人、凱孟。はたしてどのような戦が待ち受けているのか・・・。

 

 

 

 

 

キングダム35巻の感想

著雍決戦開幕!相手は秦に大きな恨みを持っている魏ですが、そんな魏軍に対し、王賁の作戦で決戦に挑みましたね。これが吉と出るのか凶と出るのか・・・。次巻をお待ちください。また、政陣営に多くの協力をもたらした成蟜が亡くなってしまいましたね。初めの反乱の時と性格が違いすぎて何も言えませんでしたが・・・、年月は人を変えるということですかね。成蟜最期の言葉は記事にまとめきれなかったのでぜひコミックを読んでご確認ください。成蟜の死に様と著雍決戦の開戦が見どころのキングダム35巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

ちなみにキングダム36巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

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