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キングダム38巻のあらすじと感想

キングダム38巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム38巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム38巻について

キングダム38巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム37巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

 

 キングダム38巻では政と呂不韋の戦いが加速していきます。政の成人を祝う”加冠の儀”が始まり、この加冠の儀を終えてしまえば政は列国から正式に王として認められることとなります。当然黙っているはずがない呂不韋。政と呂不韋の争いに太后も加わり事態はさらに複雑に・・・。加速する政争が見どころのキングダム38巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム38巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム38巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. アイ国の膨張
  2. 加冠の儀

アイ国の膨張

建国に怒りを露わにする咸陽。誰もが形だけの建国宣言は実を結ばないと思っていたが、アイ国は日々着々と独立国家としての体をなしていく。アイ国は裏で楚と密約を交わしていたのだ。アイ国が太れば秦は混乱し、楚やその他の列国にとっては有利な状況を作れる。そんな状況で、騰は蒙武に次ぐ二人目の”大将軍”に任命される。さらには著雍決戦で武功を挙げた信と王賁は五千将に任命される。信は遠くから政にエールを送った。

 

 

咸陽がアイ国への対応を追われる中、ついに始皇9年・政の加冠の儀が行われる年を迎える。加冠の儀によって列国に政が王となることをアピールし、中立勢力も政陣営に取り込むことができる。つまり加冠の儀までに呂不韋陣営が仕掛けてくることは間違いがない。9年続いた政と呂不韋の政争もついに終わりを迎えることになる。

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楚はアイ国に金を落とし続け、アイ国はみるみると太っていった。アイ国には趙高(ちょうこう)という有能な政治家もおり、アイ国は順調に事を進めているように見えた。そんな中、大后は自分が産んだ子供と、心を休めようという願望を持ち始めていた。嫪アイも大后のために自分の力を尽くす。しかし、そんな折大后の子の件がアイ国の大臣たちにバレてしまう。楚の息がかかった大臣・虎歴(これき)によると、隠し子の件に怒った咸陽は挙兵してアイ国を攻撃しようとしているとのこと。アイ国が秦をかき乱してくれれば万歳な虎歴は当然挙兵を促す。他にも各国の息のかかった大臣がたくさんいるアイ国の暴走は止められず、大后は加冠の儀に合わせて挙兵することを決定した。

 

 

 

 

 

加冠の儀

秦魏の国境付近にいた飛信隊。魏との戦争中、軍総司令・昌平君から指令が来る。しかし貂はその内容に違和感を覚える。その頃秦の旧王都・雍では政、呂不韋、太后の思惑が交差する中、ついに加冠の儀が行われる。各国の王族も参列する中、政が現れると宮内の空気が変わるのを感じる。一目見て政がただの王ではないことに気付く各国の王族たち。加冠された瞬間、大歓声が起こり昌文君や壁は目に涙を浮かべていた。

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皆が政に注目する中、大后のみは心にさざなみすら立てず、反乱のことを思案していた。大后は咸陽が挙兵してアイ国に攻撃するという話を聞いていたが、その割には自分に注目が集まらないことに違和感を覚える。そう、咸陽が挙兵してアイ国に攻撃するというのは呂不韋が流した嘘だったのだ。反乱軍には呂不韋の息のかかった人が沢山おり、彼らが王族、皇族を皆殺しにする事で、アイ国の非道を印象付け、秦王族を抹殺する。このアイ国反乱軍を呂不韋が従える蒙武軍が打ち倒す事で、呂不韋が王であることを民に実感させるというのが呂不韋の作戦だったのだ。

 

 

アイ国反乱軍は着々と進軍を続ける。玉璽の複製によって呂不韋の想像を超えるほどの軍を興すことに成功した太后はただではやられぬと呂不韋をにらみつける。しかも、偽の玉璽を利用して函谷関を通過することにも成功したのだ。反乱の報を聞いた呂不韋は加冠の儀を中断しようとする。それでも政は加冠の儀を続けるという。政の落ち着きぶりに違和感を覚える呂不韋だったが、政は呂不韋の企てに気づいていたのだ。この頃、函谷関と咸陽を結ぶ北道という道ではアイ国軍と秦正規軍との戦いが始まっていた。反乱軍の大将・樊於期(はんおき)という男はかつて秦に吸収された小王国の戎翟(じゅうてき)という兵1万と函谷関に至る道中までの城で徴兵した兵1万、アイ国から引き連れた兵1万の合計3万を従えていた。樊於期は秦の正規兵をあっさりと降伏させた後、まだ迷いの見える自分の軍の兵士に秦正規兵の斬首を決行させる。これにより兵に迷いを消させ、樊於期の軍は「覚悟」を決めた軍となった。

 

 

一方、場所は再び加冠の儀が行われている雍。なぜ加冠の儀を続けるのかと不思議がる呂不韋だが、昌文君はじめ政陣営が動揺していないことに違和感を覚える。そう、政陣営はアイ国が反乱を起こすことと、それに関する呂不韋のたくらみを知っていたのだ。政はすでに反乱軍を鎮圧させるための軍を向かわせていた。

 

 

 

 

 

キングダム38巻の感想

ついに政が加冠の儀を迎えました!身一つで逃げ回っていたころとは偉い違いですね(笑)。いやー成蟜の反乱があって信と出会ったころから考えると感慨深いですね。そら昌文君も泣くわ(笑)。さて、この加冠の儀編でついに政と呂不韋の決着がつきます。39巻の展開を楽しみにしててください。ついに加冠の儀が始まるキングダム38巻、ぜひご覧ください!

 

 

ちなみにキングダム39巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

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