キングダムの事なら友努勝

キングダムのあらすじ、キャラ、史実などを取り扱っています。キングダム初心者の人もキングダムを長年読んでいるという人も得られるものがあるようなブログにします!

キングダム37巻のあらすじと感想

キングダム37巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム37巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム37巻について

キングダム37巻の表紙は下の通りです。

f:id:masaru_tomoyume:20190324130403j:image

 ちなみにキングダム36巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム37巻では著雍決戦に決着がつきます。正直王賁の策はちょっと無理があるんじゃないかな?と思っていたんですが、それを補って余りある王賁や信の一騎打ちのかっこよさがあったので私的には著雍決戦編は満足です。王賁や信の戦いが見どころのキングダム37巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム37巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム37巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 王賁の責務
  2. 貂の作戦
  3. 本陣陥落
  4. アイ国

王賁の責務

3日目の開戦前、王賁は関常隊を中央において敵中央5千を叩く作戦を提案する。関常隊は機動力が利点であるため、関常は一度は反対する。しかし、王賁は引き下がらない。柴伯が現れるまで関常隊の後ろに隠れて力を温存しておくと主張する。結局関常も納得し、汚れ役である王賁の任務を受け入れた。

 

 

関常隊の奮闘によって柴伯を前線におびき出すことに成功する。当然相対すのは王賁。2日目の柴伯との一騎打ちによって柴伯の槍の”速さ”には目が慣れていたが、”重さ”には未だ慣れることができなかった。徐々に押されていく王賁。関常は朝の作戦会議のことを思い返していた。関常は王賁の槍では柴伯を討つことは敵わぬと考えていたのだ。そんな関常に対し王賁は「危険を冒し無理に見える戦局を覆してこそ名があがるのだ」と一蹴した。王賁が限界とみた関常は全軍に撤退命令を出す。しかし王賁は引き下がらない。中華に名を刻む大将軍になるために。そしてそれこそが王家の次期党首である王賁の責務であると。

f:id:masaru_tomoyume:20190324133622j:image

王賁は息を吹き返し、2度も柴伯の槍を捌いた。

 

 

王賁の一騎打ちを見ていた玉鳳隊副長・番陽曰く、王賁は柴伯の槍を”型”でとらえたのだ。正式な槍術を幼いころから教わっていた王賁は、そのたゆまぬ努力で柴伯の槍を型でとらえたのだ。打ち合いを互角までもっていく王賁。しかし、王賁は柴伯の決定的な弱点に気付いていた。妹・柴季歌を失った柴伯は生への本能の欠如があったのだ。反射的に自身の急所を守ろうとしない柴伯のスキを突き、王賁は柴伯の胸を一突きに刺した。

f:id:masaru_tomoyume:20190324134504j:image

 

 

 

 

貂の作戦

王賁が柴伯を討った後、飛信隊もまた激戦地の中にいた。凱孟軍軍師・旬早は飛信隊の動きに違和感を感じる。旬早は飛信隊の右翼が中央信の隊と凱孟軍本陣を挟撃すると読んだ。

f:id:masaru_tomoyume:20190324135226j:image

しかし、この作戦ではひねりがない。奥の手があるだろうと読む旬早だったが、驚きの光景を目にする。なんと、飛信隊の右翼がそのまま呉鳳明の本陣に向かっていったのだ。右翼の相手をしていた凱孟兵も信のもとに向かい劣勢に立たされる信。しかし、ここで貂の作戦が発動する。隣の戦場にいる隆国軍が援軍に来たのだ。間一髪のところで援軍が来た飛信隊は凱孟軍を後退させた。

 

 

 

 

 

本陣陥落

柴伯軍を抜いた玉鳳隊3千、録嗚未軍8千、飛信隊2千がほとんど同時刻に呉鳳明本陣に迫る。少し早く敵の包囲網を抜けた玉鳳隊と録嗚未軍がつぶれ役となり飛信隊が本陣に肉迫する。敵本陣が見えると羌瘣は単独で敵の守備兵を葬り大将首を取る。しかし、側近の反応から首をはねた男が呉鳳明ではないことに気付く羌瘣。火を放ち、敵本陣陥落ののろしを上げた。

f:id:masaru_tomoyume:20190324141703j:image

 

 

影武者を使って側近たちと逃げ延びた呉鳳明。本陣からの火があがって士気が下がる魏軍だったが、呉鳳明は霊鳳のもとに走っていた。霊鳳も呉鳳明も王賁の作戦に一つだけ欠点があることに気付いていたのだ。秦軍総大将・騰が丸裸になっていることだ。本陣の陥落に多くの兵を費やした秦軍は騰を守る兵力が残っていなかった。騰に狙いを定める呉鳳明と霊鳳。しかし、そこに信が現れる。呉鳳明は何とか逃げ延びたが、信は霊鳳を討ち取ることに成功した。

f:id:masaru_tomoyume:20190324142925j:image

これにより、魏軍は撤退を余儀なくされた。

 

 

 

 

 

アイ国

騰軍が著雍を陥落させたころ、咸陽には動揺が走っていた。なんと、朝廷に政の母である太后が現れたのだ。占いの結果によって2年間離宮に隠れていた太后は山陽と著雍を後宮勢力がもらい受けると主張する。ただでさえ金のかかる山陽と著雍に後宮勢力の金を当てるのは悪くないと判断する李斯。しかし、驚きなのはその後だった。なんと、呂不韋が太后との体の関係を断つために秘密裏に後宮に送り込んだ男娼・嫪アイ(ろうあい)を山陽の長官にかえるというのだ。呂不韋も太后の案に賛成し、結局太后の案は通った。

 

 

後宮勢力のものとなった山陽と著雍。しかし、不思議なことが起こっていた。山陽や著雍から北の太原(たいげん)という場所に人が集まっていた。太原は最北の国境を守る要であるが、戦が中華の中央に集中した近年ではそれほど注目される土地ではなかった。そんな太原に人が集まり、嫪アイと太后も太原に入る。なんと驚くべきことに、二人は太原一帯を「アイ国」として独立すると宣言したのだ。

f:id:masaru_tomoyume:20190324144703j:image

 

 

 

 

キングダム37巻の感想

いやー熱かった王賁vs柴伯!王賁の中華に名を轟かす大将軍になるというシーンは熱かったですね。また、敵ながらも柴伯の過去にはかなり同情するというか・・・、正直こんなぽっと出のキャラにここまで同情させられるとは思ってもいませんでしたね。また、太后もついに動き出しましたね。いきなり国を建国するってぶっ飛びすぎですよね(笑)。まぁーどのような展開になるのかは次巻をお楽しみに!王賁が熱いキングダム37巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

トップページに戻る キングダムのあらすじ一覧に戻る