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キングダム25巻のあらすじと感想

キングダム25巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム25巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム25巻について

キングダム25巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム24巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム25巻では秦国が滅亡の危機に陥ります。「え、いきなり!?」と思われた方も多いかもしれませんが、本当です。戦国七雄のうち、秦以外の6国が手を組み、秦を侵攻してくるのです。具体的なところは下のあらすじにまとめました。秦の大ピンチとなるキングダム25巻のあらすじは下の通りです。

 

 

 

 

 

キングダム25巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム25巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 合従軍
  2. 斉の離反
  3. 前哨戦
  4. 開戦の火蓋

合従軍

遂に超大国・楚が秦に向けて重い腰を上げた。楚軍に怪しい動きがあることを察知していた秦は、蒙武と張唐(ちょうとう)という二人の将軍を楚軍の防衛に充てていた。しかし、楚は攻めにくい南虎塁(なんこるい)を攻め抜き、防衛線の裏を抜こうとしていた。 

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楚軍は蒙武と張唐の防衛線を抜いてしまうが、王騎の元副官・騰の軍団が楚軍の足止めを図る。楚軍の総大将である臨武君(りんぶくん)に相対したのは元王騎軍第五軍長・同金(どうきん)。しかし、臨武君の武は想像以上であり、同金は頭を潰されてしまった。

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楚軍侵攻の情報は飛信隊のいる魏との防衛線にも伝わってきた。飛信隊は楚軍の侵攻を止めるため、対楚戦の地へいち早く向かっていたが、途中、眼下に驚くべきものを目にする。魏軍約10万が秦を侵攻するために派遣されていたのだ。飛信隊は魏軍を追っていくが、対魏防衛の要・剛陵城(ごうりょうじょう)があっさり陥落していた。

 

 

飛信隊から李牧が密談しているという情報を仕入れていた秦本営はこれから趙軍も来ることを予測していた。案の定、報告員から趙軍が秦を侵攻してきたと報告を受ける。対応に焦る秦本営。しかし、さらなる悪い情報が入ってくる。なんと、中華の東端の国家である燕と斉の国までもが秦に攻めてきたのだ。つまり、史にも珍しい合従軍が成立したのだ。

 

 

合従軍とはある一国に対して、複数の国が盟を結び興る連合軍のことである。しかし、元々利害が複雑に絡み合う中華において、合従軍は史にも珍しいものだった。秦に対する合従軍が興る40年ほど前、当時、東の超大国であった斉に対して合従軍が興った。斉の被害を最も被っていた燕の楽毅が総大将となり、斉は二つの城を残して残り全ての土地を失ったのだ。合従軍の凄まじさを知っている秦本営の多くの人間は絶望しており頭を働かせているのは昌文君と昌平君のみという状況だった。見かねた政が「今ここにいる人間が秦国民全員の命運を握っているんだ!」と檄を飛ばし。何とか秦本営は戦意を取り戻した。昌平君は合従軍に楔を打ち込むため、斉に目を付けた。

 

 

 

 

斉の離反

 昌平君は遠交のために東に張っていた蔡沢に対し、早馬で「斉を合従軍から離反させてほしい」と命令を送る。斉王・王建(おうけん)は蔡沢との交渉を許可した。かくして、蔡沢と斉王の交渉が始まった。

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王建曰く「合従軍によって得た秦の土地、金品、人はそれぞれの出した軍の規模で割って分配する」とのことだった。蔡沢は「秦全土を得たとしてその分配による利益の概算の倍を払う」と反論する。王建は蔡択の条件を呑み、斉の軍を引き返させた。蔡沢は「後は本国の人間を信じるだけ」と述べた。

 

 

 

 

 

前哨戦

楚軍に対しては騰の軍が時間を稼いだため蒙武、張唐の防衛線が間に合い、にらみ合いになっていた。秦本営として対策に火急を要するのは魏軍だった。しかし、魏軍には独断でヒョウ公将軍が戦闘をしており、時間を稼いでいた。

 

 

魏軍の総大将は呉鳳明、ヒョウ公が討った呉慶の息子だった。

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魏軍を追っていた飛信隊もヒョウ公軍に加勢し、ヒョウ公軍は有利に戦を進めていた。しかし、新しい戦術を使用する呉鳳明に対し、罠の匂いをかぎ取ったヒョウ公は撤退を決意した。

 

 

数日間ヒョウ公軍と魏軍が戦を続けた後、李牧に率いられた趙軍が魏軍のもとに到着する。呉鳳明は李牧に対し「どこまで合従軍を続けるつもりか?」と問う。李牧の答えは「もちろん秦が滅ぶまで」とのことだった。

 

 

そのころ、秦本営では合従軍に対する戦術がようやく固まっていた。昌平君は秦の名だたる武将を全員呼び寄せ、作戦を発表する。作戦は咸陽までの防衛線を全て撤廃し、咸陽の入り口・函谷関までは素通りさせるというものだった。全軍を函谷関へと集結させ、函谷関を守ることにすべてを費やすのだ。函谷関に到着した信は、城壁の高さにただただ驚くばかりだった。

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続々と集結する各国の総大将たち。最後に到着したのは李牧と春申君だった。李牧は、合従軍の総大将として食客三千を抱える戦国四君の一人・春申君に依頼する。各国横並びの状況で束ねる人間として春申君ほどふさわしい人間はいないとの判断だった。各国の総大将も納得し、咸陽攻略の準備が進められていた。

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開戦の火蓋

 李牧は進軍の途中、合従軍を興した経緯を説明する。李牧曰く「中華が詰みかけた」とのことだった。秦が山陽を糾合し、東郡と宣言したことは秦が中華統一を成すための一歩目だったのだ。李牧は秦の暴威を防ぐため合従軍を興したのだ。

 

 

秦軍と合従軍の配置は下の通り。

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 開戦の合図をするのは楚軍総大将・汗明。楚軍は開戦の口火を切る男として臨武君を指名する。臨武君は檄を飛ばし楚兵の士気を上げる。しかし、全軍出撃のタイミングで先にヒョウ公の軍に突撃されてしまったのだった。

 

 

仕切り直して突撃する楚軍。楚軍に続いて各軍も動き出す。紀元前241年、合従軍対秦軍の戦が開幕した。

 

 

 

キングダム25巻の感想

遂に始まりました合従軍編!いやー今までの戦いの中で最も大規模な戦いですね。敵の総数は約50万。秦にとっては厳しい相手ですね。しかし、敵が強いからこそ合従軍編は非常に熱い展開になっています。秦国滅亡の危機であるキングダム25巻、ぜひご覧下さい!

 

 

 

 

 ちなみにキングダム26巻のあらすじはこちらです。

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