キングダムの事なら友努勝

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キングダム27巻のあらすじと感想

キングダム27巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム27巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム27巻について

キングダム27巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム26巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム27巻では、飛信隊含むヒョウ公軍が趙軍と全面的にぶつかります。特に信は趙の将軍・万極とぶつかります。長平の戦いを恨みに持つ万極に対して信は自分の信念を貫いて戦い抜きます。信の信念を貫く姿がめちゃめちゃかっこいいのでぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

キングダム27巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム27巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 信と政の路
  2. 第一日の夜
  3. 大いなる凡戦

信と政の路

楚軍第一の将・臨武君の戦死は諜報員によって合従軍のすべての軍に伝わっていた。しかし、一番端の戦場であるヒョウ公軍と趙軍の戦場には臨武君の死に反応するほどの余裕はなかった。飛信隊の軍師である貂は、乱戦が長く続いた戦場で隊を立て直すために乱戦に入り込んだ。

 

 

飛信隊は趙の万極軍とぶつかり合っていたが、万極軍の異常さに引けを取っていた。それもそのはず、万極の軍は長平の戦いの遺児や遺族のみで構成されていたのだ。秦に対して大きな恨みを抱く万極軍。万極は長平の戦いで当時の秦六将・白起(はくき)が捕虜40万を生き埋めにした話を語り、趙の軍の士気を上げる。信は長平の戦いの恨みをぶつける万極に対して、自分の考えを述べる。信は、出口のない戦争の渦を解く答えを持っている人間を知っていると述べる。そう、その答えを知っている人間とは政である。政は中華を統一し、国境を取り払うことで戦いをなくそうというのだ。そして、信は政の中華統一のための剣となることを誓った。

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 信は自分の信念を胸に、万極を斬り伏せた。信は息を引き取る直前の万極に対して長平の戦いのような惨劇は2度と起こさないことを誓った。

 

 

 

 

第一日の夜

函谷関の死守の報告を受け取って大いに沸く咸陽の中枢。桓騎が魏の巨大井闌車を焼き払ったこと、騰の軍が楚軍第一将・臨武君を討ったこと、信の飛信隊が趙の将軍・万極を討ったことなどの報告を受けた。特に、信が万極を討った報告に政は柄にもなく興奮した。

 

 

咸陽の中枢は函谷関死守の報告に盛り上がっていたが、現場の信たち飛信隊は静まり返っていた。そんな折、ヒョウ公が飛信隊のもとに現れる。ヒョウ公は信に酒を勧めてくるがヒョウ公の酒は飛信隊10人がかりでやっと半分飲めるような強い酒だった。しかし、ヒョウ公はこの酒をぐびぐびと飲みほしながら信に対してこの合従軍との戦で大化けして見せろとアドバイスした。

 

 

 

 

大いなる凡戦

楚は臨武君を失って、大将の汗明ではなく第二将の媧燐(かりん)将軍を出すことになった。

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 媧燐は合従軍の最高司令・春申君が戦いの天才と称すほどの将軍だった。しかし、性格に難があり楚の中枢からは遠ざけられていた。元々臨武君の下で戦っていた項翼と白麗は媧燐の下で戦うことになった。しかし、媧燐は自身の第2軍は動かさず、臨武君の元第一軍だけで戦わせていた。楚軍総大将の汗明はこの媧燐の行動に激怒し、説明を求めた。媧燐はここで汗明と合従軍の本陣に対して「全軍大いなる凡戦を連ねて十日後に函谷関を落とすべし」と忠告した。媧燐のこの報告を聞いた合従軍中枢の李牧は媧燐を本物であると認めた。

 

 

李牧は媧燐の忠告を聞いて、全ての戦場で単純な消耗戦を命令した。合従軍は単純な消耗戦を命令したため、秦は攻め込むことはできず、日付のみが過ぎていった。しかし、7日目になると韓の総大将・成恢(せいかい)が突然動き出す。

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韓の成恢本隊の正体は毒兵器部隊という当時としては非常に珍しいものだった。自身の身も毒に侵されながら開発された毒は生易しいものではなく、函谷関の上の秦兵もバタバタと倒れていった。成恢は強力な弩を用意して、函谷関の上の張唐を狙った。弩は張唐のいる物見やぐらに命中し、弩からは煙が出たが、張唐たちの体には影響がなく成恢の韓軍は引き下がっていった。

 

 

初日と7日目に韓の本隊が動いたこと以外は、14日間単純な消耗戦が続いた。14日の戦いを経て、咸陽の中枢は合従軍の意図に気付いていた。合従軍はすべての戦場で秦軍の弱体化をはかり、機を見て一気に総攻撃を仕掛けるつもりでいたのだ。いつ総攻撃を仕掛けるかは現場の鋭い武将たちは感じており、信にもそのタイミングは何となくわかっていた。14日目の夜、信は次の日が激戦となると直感したのだ。李牧は同じく14日目の夜、各軍の総大将を集め、次の日に総攻撃を仕掛けることを伝えた。

 

 

運命の15日目、李牧は楚軍がカギであるとにらんでいた。楚軍は媧燐軍6万、汗明軍6万が横陣をしき各々が騰軍と蒙武軍と対峙した。蒙武は自分たちの軍に檄を飛ばし壁を含む蒙武自身の左軍を出撃させた。

 

 

 

 

 

キングダム27巻の感想

 信やりましたね!趙の将軍である万極を討ちました。また、万極という長平の恨みの体現者を前にして、自身の信念を固めたシーンはかっこよかったですね。信の将軍としての器が完成する名シーンでした。キングダムはこういう信の将軍としての成長が見どころの一つですね。次巻はついに合従軍編も佳境に入ります。信の成長が見どころのキングダム27巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

ちなみにキングダム28巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

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