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キングダム26巻のあらすじと感想

キングダム26巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム26巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム26巻について

キングダム26巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム25巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム26巻ではついに合従軍戦開幕です。初日から大きな山を迎えることとなる秦軍ですが、それゆえ各武将の活躍が際立つ熱い展開となっています。特に、王騎の副官を務めた騰の本当の実力が初めて明かされる巻であります。手に汗握る26巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム26巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム26巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 本能型vs本能型
  2. 函谷関の初日
  3. 最大規模の戦い

本能型vs本能型

ヒョウ公の突撃により開戦したヒョウ公軍対趙軍。信はこの中に混じって奮戦する。しかし、ヒョウ公はすぐに違和感を感じる。敵軍の配置、比重、はては兵の表情などを敏感に感じて敵の罠を読むヒョウ公だが、趙軍にはただ単調に戦うように指示が下されていたのだ。それゆえ、ヒョウ公は困惑の色を出していた。この指示を出していたのは趙軍の副将・慶舎(けいしゃ)。あの李牧も全幅の信頼を置く男だった。

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戸惑いの色を見せるヒョウ公に対し、ついに慶舎も仕掛ける。趙軍右翼の公孫龍軍を10歩前進させたのだ。公孫龍軍のこの動きに対して敏感に反応するヒョウ公。公孫龍軍に列の入れ替えを行い突撃していくが、それこそが慶舎の罠だった。趙軍左翼の万極軍が強引に李白軍の中を割って入り、ヒョウ公軍の背中を捉えたのだ。

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李牧は慶舎がヒョウ公に勝てると確信していたが、一番の大きな理由は慶舎が本能型であることだった。

 

 

為すすべなくやられていくヒョウ公軍の後方。しかし、敗走の流れを逆走する部隊が一つ、そう、飛信隊である。飛信隊はヒョウ公軍を逆走し、ヒョウ公軍後方の士気を上げた。信の活躍を見たヒョウ公は、信が自分や慶舎と同じ本能型であることを確信していた。

 

 

函谷関の初日

函谷関の攻防は秦が優位に進めていた。それもそのはず、はしごは函谷関の半分ほどにしか届いておらず、矢も全く届いていない状況だった。しかし、余裕の呉鳳鳴。井闌車という奥の手を持ち出してきたのだ。遠目に見ても相当な大きさの井闌車にどよめく秦軍。しかし、函谷関守備の将軍・張唐には井闌車が函谷関には届かないという確信があった。中華に比肩するものは何一つない函谷関に絶対の自信があったのだ。事実、井闌車の高さは函谷関に届くことはなかった。火矢を叩きこむ秦軍だったが、何やら井闌車の様子がおかしい。前板を落とし、止め杭を砕くとかけ橋が架かってしまったのだ。

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函谷関に橋が架かったことによって大いに盛り上がる魏軍。呉鳳明は父・呉慶が討たれたこともあって秦に対して雪辱を晴らすため燃えていた。張唐の持ち場だけではなく、桓騎の持ち場にも井闌車ははしごをかけた。士気は最高潮に達する魏軍だが、何やら桓騎に怪しい動きがあった。なんと、井闌車に対して大量の油の樽が投げつけられたのだ。その井闌車に火矢を放つ桓騎。当然火は燃え広がり、井闌車は燃え尽きてしまった。

 

 

 

 

最大規模の戦い

函谷関から向かって左、連なる山に隔てられるため李牧らの目視も届かぬ隣の戦場がある。そこでは蒙武、騰連合軍9万と楚軍15万の最大規模の戦が展開していた。蒙恬は騰軍の所属であったが、父である蒙武に対して作戦を聞きに行っていた。縦に各軍5万ずつの計15万からなる楚軍は、最後列に総大将を配置していた。蒙武は自分の軍を温存させ、騰軍に第1列を叩かせるという作戦を取ったのだ。蒙武と蒙恬、互いに武運を誓い、自分の持ち場に戻った。

 

 

楚軍の千人将である項翼(こうよく)に相対す蒙恬。数回の手合わせの後、蒙恬の実力を認め、自身の愛刀を披露しようとする。しかしその時、ものすごい勢いで臨武君の本陣に近付いていく軍があった。王騎軍残党の録嗚未と鱗坊だ。臨武君に相対し、斬りかかる録嗚未と鱗坊。しかしその瞬間、鱗坊の頭が矢で射抜かれてしまうのだった。

 

 

鱗坊の頭を射抜いた凄腕の弓使いの存在に気づいた蒙恬。先を見越してこの鱗坊の頭を射抜いた弓使いに接近する。一度は必殺の間合いまで近づくが、項翼に邪魔されてしまう。蒙恬、項翼、鱗坊の頭を射抜いた白麗(はくれい)が相対す戦場に、王賁も混ざって混戦となった。

 

 

共同戦線を敷く項翼隊と白麗隊。さらに、項翼は愛刀・莫邪刀(ばくやとう)を披露する。莫邪刀の名前に驚く周囲だったが、莫邪刀には逸話があった。時は春秋時代、鍛冶屋夫婦である妻・莫邪と夫・干将は当時の王により夫婦合作の刀鍛冶を依頼され、最高の二振りが完成した。しかし、完成後干将は王に殺され名工の業は途絶えてしまった。最後の二振りは五大宝剣に位置づけされたが、名前はそのまま干将と「莫邪」だった。莫邪刀を携えた項翼に相対したのは王賁だった。

 

 

臨武君と相対す録嗚未だったが、臨武君の武力に圧倒される。臨武君は楚と他の国で将軍になることの大変さを説き高笑いする。臨武君は録嗚未にとどめを刺そうとするが、王騎軍残党の頭である騰が接近していることに気づいた。

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臨武君の本陣に達した騰は、臨武君の本陣にとの一騎打ちに移行する。臨武君は元々本陣を前目において勇猛な将を誘い込んで自らの手で葬ってきた男だった。強者を食らい続けた臨武君は自身の武に圧倒的な自信があった。もちろん臨武君の周りも臨武君の強さを理解しているため、臨武君の一騎打ちには手を出さない。しかし、騰は臨武君を圧倒する。臨武君は「貴様は一体何者だ」と問うが、騰は「天下の大将軍だ」と答えた。

 

 

凄腕の白麗に深手を負わせた蒙恬。そのころ、騰と臨武君の一騎打ちも決着しようとしていた。押される臨武君はなぜ王騎の傘の下で戦ってきただけの男に自分が敵わぬのかと嘆くが、騰には中華をまたにかける王騎を支え続けた自負があったのだ。

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 臨武君の首を刈り取った騰は、臨武君の強さを認め去っていった。

 

 

 

 

キングダム26巻の感想

騰大活躍!いやーついに騰が武を見せつけましたね!今まで王騎のもとで活躍してきた騰でしたが、やっぱり王騎に認められるだけの実力があったんですね。騰のつかみどころのない強キャラ感大好きです!あと、本文では触れてなかったんですが、騰の録嗚未いじりがめちゃめちゃ面白いです(笑)。騰の魅力がつまってるキングダム26巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

 

ちなみにキングダム27巻のあらすじはこちらです。

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