キングダムの事なら友努勝

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キングダム40巻のあらすじと感想

キングダム40巻のあらすじをご紹介

どーもこんにちは。友努 勝(ともゆめ まさる)です。今回はキングダム40巻のあらすじを紹介していこうと思います。

キングダム40巻について

キングダム40巻の表紙は下の通りです。

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 ちなみにキングダム39巻のあらすじはこちらです。

www.kingdomkingdom.net

 

 

キングダム40巻ではついに政と呂不韋の戦いに決着がつきます。いやー長かった!はじめは遊び相手にもならないと呂不韋にののしられた政でしたが、徐々に力をつけて、特に蕞の戦いでは「王」としての威厳を見せつけました。激動の人生を歩んできた政は呂不韋に対して何を語るのか・・・。そして、反乱の決着は!?政と呂不韋の決着がつくキングダム40巻のあらすじはこちらです。

 

 

 

 

 

キングダム40巻の詳しいあらすじ

それではここからはキングダム40巻のあらすじを紹介していきたいと思います。

  1. 人の本質
  2. 命がけの逃避
  3. 救世主
  4. 完全勝利

人の本質

人の本質は光であると語る政。自分の過去を踏まえて呂不韋に語りかける。趙にいた時代、虐待の中にあった政を命がけで救った闇商人・柴夏。政は柴夏の中に人の本質である光を確認する。はじめは柴夏のみが光を持っていたと思っていた政。しかし、王騎やヒョウ公、成蟜、信の友人・漂が自身の中に持っていた光を必死に輝かせて死んでいくのを見て、誰しもが心の中に光を持っているんだと確信する。政は戦争を武力によってなくすことによって中華を分け隔てなく一つにして、光のありようを見失わなければ戦争は永遠になくせると主張したのだ。

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目に涙を浮かべる呂不韋。秦国が政の道に進むのかそれとも呂不韋の道に進むのか、運命は咸陽の反乱に託された。

 

 

 

 

命がけの逃避

政の娘を産んだ向はその娘・麗と親友・陽と逃げていた。秘密の隠し道も呂不韋の手下にばれており、隠し道も使えず後宮から脱出しようとする。しかし、後宮には敵の兵が迫ってきており、しかも陽は足をくじいていた。このままでは捕まって殺されてしまう向と麗と陽。陽は自分がおとりになって向と麗が逃げる時間稼ぎをしようとする。陽が死を覚悟した瞬間、助けに入ったのは信だった。

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敵の指揮官を捕らえることに成功した信。すぐさま咸陽の城壁の外の戦に駆け付けた。

 

 

 

 

救世主

戎翟公軍に圧倒される反乱鎮圧軍。反乱軍の城壁の侵入を許してしまっていた反乱鎮圧軍の勝利条件は2つ。鎮圧軍が城内に入って門を閉じるか、敵将を討って逆転勝利をつかむかのどちらかだった。しかし、反乱鎮圧軍の勝利条件に気付いていた戎翟公は引き下がって城門付近にも守備兵が固められていた。圧倒的に不利な反乱鎮圧軍。しかし、咸陽にいるあらゆる人の頭上に等しく鳴り響く救世の音色。昌平君一団到着の知らせが咸陽に鳴り響いた。

 

 

自ら先陣を切る昌平君。なんと側近の介億曰く、昌平君は幼少期蒙武よりも強いと言われていたのだ。敵将である戎翟公の左右に壁を作り、逃げ場をなくす昌平君。昌平君は「包雷」という作戦を発動しようとしていたのだ。昌平君の意図に気付き、戎翟公の背後にも作る河了貂。河了貂のサポートもあり、「包雷」の準備は完了した。

 

 

「包雷」を避けるには昌平君に向かっていって後ろの戎翟公軍の兵の海に逃げ込むしかないと判断した戎翟公。

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しかし、戎翟公の行動を予想していた昌平君。圧倒的な武力をもって戎翟公の首をはね落とすことに成功した。

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完全勝利

戎翟公を失った城外の反乱軍は指揮系統を失い敗走する。反乱軍の敗走を見て泣き崩れる嫪アイ。当然咸陽にも反乱鎮圧軍の報告は入り、呂不韋は「正に完敗だ」と負けを認めた。

 

 

敗走して函谷関を抜けた反乱軍は桓騎軍とぶつかり散々に粉砕された。結果、嫪アイを含む指揮官級は全て捕えられた。嫪アイは咸陽に連行された後、呂不韋の手引きで嫪アイが後宮に入ったことも含めて経緯を洗いざらい吐いた。今にも嫪アイの効果処刑が開始されようかというその時、太后が待ったをかける。太后は頭を下げて自身の願いを語った。

 

 

呂不韋という最愛の男に出世のための道具として捨てられ、秦の王子を産んだということで悪意の真っただ中で生きていた太后。秦になって太后となった後も灰色の無味無臭の世界にいた。しかし、嫪アイの子を授かって自身の心境があったことを語る。太后は自身の生きた意味を残すためにも嫪アイと太后の子供を生かしてほしいと願うのだ。しかし、それは不可能だと断言する政。政の言葉を聞いた瞬間に政に襲いかかる太后。すぐに差し押さえられるが「やっぱりてめぇなんか産んだのが間違えだったんだ」と言い放つ。しかし、黙って聞いていないのは向だった。「大王様にとっては太后様がたった一人の母親だったんですよと」言い放つ。嫪アイは全てを悟ったように太后に対して「あなた様とお会いできて人生に大いに意味を持ちましたよ」と残し、処刑された。

 

 

咸陽のとある場所に幽閉された太后。政は護衛を外して太后のもとに向かう。政は太后に二人の遺児はひっそりと国外に出し、国内が落ち着けば合わせることを約束した。

 

 

 

 

 

キングダム40巻の感想

ついに政と呂不韋の対決にケリがつきました!いやー長かった!しかし、政が"人の本質"について語ったところは流石に涙しました。本来なら最も人を恨んで然るべきはずの政が、紫夏のお陰で人の本質に気づけたんですからね。その後、太后すら助けようとするんですからね。秦の国の王は政以外ありえません。政の器の大きさが身にしみるキングダム 40巻、ぜひご覧ください!

 

 

 

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