キングダムのキャラについて語る~政の最大のライバル 呂不韋~
- 政の暗殺の企てを自ら告白する
呂不韋は政の暗殺を企てたことを自ら吐露しますが、勢力で下回る政は呂不韋を裁けず、冗談としてしか扱うことができませんでした。
(ちなみに政暗殺編の概要はこちら)
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政もまだ子供であったということもありますが、大王暗殺という大それたことを企てておきながら、それを自ら吐露して挙句の果てになかったことにしてしまう。このシーンから呂不韋の遊び心と人の大きさを知ることができますね。
- 金を使って客を呼び込む
政、成蟜陣営に詰め寄られた呂不韋は、金を使って有力者を客として招待します。
(ちなみにこのシーンがあったストーリーのあらすじはこちら)
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呂不韋はこれだけの宴を開いておきながら、放ったセリフが「儂の蔵を少し開いてやっただけじゃ」ですからね。私も一度はいってみたいですね(笑)。今も昔も金のある人に人は集まるんですね。呂不韋の「金」も政を大きく苦しめる要因の一つになっています。
- 政に天下のありようを説く
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人の本質は欲や徳を含めた非常に複雑なものであり、金を秦に集めることで平和をなすと。呂不韋はここまで見せてこなかった腹の底をこのシーンでやっと見せています。敗れはしましたが、遊び心の中にある確固たる信念が政をここまで苦しめたのでしょう。
いかがでしたでしょうか?呂不韋は政の政敵であり、本来なら嫌われキャラとなってもおかしくないはずなのですが、人気を保っています。呂不韋の人気は先述の遊び心と人の大きさに由来するのでしょう。これを機に呂不韋の活躍シーンを読み返して頂ける方が増えると幸いです。